こんにちは。ポケメモリーです。
今回はネットでもかなり話題になっているスイクンゲット回についての感想をまとめます。
あらすじ
世界中を巡り、汚れた水を清めているといわれる伝説のポケモン、スイクン。そのスイクンが、ある湖にいるという情報が入る。サトシとゴウはさっそく湖に向かうが、そこで目にしたのはポケモンハンターの集団と傷つきながらも湖を守ろうとするスイクンであった...
話のポイント
- スイクンを捕まえるためにポケモンハンターたちが湖を汚す。
- スイクンは湖を清める力の使い過ぎで体力を消耗し、ポケモンハンターに囚われてしまう。
- ゴウはスイクンを助けるためにモンスターボールを投げスイクンをゲット。
- ゴウがスイクンを介抱しているときに再びハンターが現れスイクンを襲う
- 自分を助けるためにハンターと戦うゴウに心を開きスイクンはゴウに協力し、共闘する。
- ゴウは生態系のためにもスイクンを逃がそうとするがスイクンはゴウを認め彼のポケモンになることを選んだ。
感想
ゴウがスイクンをゲットしたことについて
これに関してはちょっとどうかなと思いました。以下がその理由です。
①ゲットのタイミング
現在の話数は53話ですが、このタイミングでのゲットはかなり急だと感じました。
最近のポケモンは1シリーズ大体150話前後の構成なので、これを新無印に当てはめると、シリーズの3分の1の段階ですでに伝説をゲットしてしまっていることになります。
サトシですらメルタンやべベノム(伝説ではなく、幻とUBだが)をゲットするのに二十数年かかっているのにそれをあっさりと捕まえてしまったのには驚きました。
すべてのポケモンをゲットするという目標の都合上仕方がないのかもしれないが、ゴウの成長が伝説ゲットに見合うものになってからであれば良かったと個人的には思います。
②ゲットの仕方
スイクンのゲットのされ方があまりにもあっけなさすぎました。
ハンターのせいで弱ってたとしても、モンスターボールを投げただけでゲットできてしまっては伝説らしさを感じられません。
前半パートでいきなりゲットするのではなく、いくつかの段階を踏んでゲットすれば納得できた人が増えたのではないでしょうか。
例えば、(かなり大雑把ですが)
とかであれば少しは非難を避けられたかもしれません。
ゴウが伝説をゲットすること自体は決して否定しませんが、もう少し成長してスイクンに見合ったトレーナーレベルに達して、しっかりとした過程を踏まえてゲットすれば良かったかなと思いました。
ポケモンハンターの小物感とスイクンの威厳のなさ
今回登場したポケモンハンターたちはそれこそDPに登場した「J」のような強キャラ感がなく、モブキャラ感が強かったです。
そして、そんな人たちににロープや網ごときでスイクンが捕まえられてしまうのは「コレジャナイ感」がすごい...(特殊なメカとかで捕まえられるならまだしも)
結果的にスイクンの伝説ポケモン感が薄れてしまって残念な感じになってしまった気がします。
良かった点
これまでマイナスポイントをいろいろ書いてしまいましたが良かったと思ったところもたくさんあります。
ゴウがどくタイプを使うポケモンハンターに対して有利を取れるようにエスパータイプのスリープをあらかじめ捕まえていたことはサトシにはできないゴウならではのスタイルで面白いと思いました。
ライチュウやアローラナッシーなどいつもはスポットがあたらないポケモンたちが登場しているのもとっても良かったし、エースバーン、メッソン以外にも是非これから活躍の場を与えてほしいです。
ラストのゴウがスイクンを逃がそうとボールからスイクンを出すシーンでスイクンが自分の意志でボールに戻ったところは、ゴウとスイクンの確かな絆が感じられて良い演出だと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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